北風工房 Mariya ■■■更新:2011/02/01■■■ 北風工房 Mariya


■31■ お楽しみ製作室 【ページ13】

ローターブレードをカーボンクロスで覆う (2)

 

今度はテストピースでカーボンクロス張りのテストです。

テストピースにカーボンクロスにみたてた、ロールウエスを巻きます。

ビニールを袋状にして電気掃除機で中の空気を抜く予定。

全体の空気が抜けやすいようにするために、空気の通路を作ります。

100円ショップでキッチン用の不織布タワシ買ってきました。

細長く切って下写真のように周りに置きました。

拡大写真です。動かないようにセロテープで所々固定します。

上側にビニールをかぶせ端の部分を熱で圧着します。

電気掃除機のホースを差し込む口を作ります。

圧着、ビニールの接続に使う道具は後で紹介します。

電気掃除機のホースをつける部分にも不織布タワシで空気の通り道を作りました。

空気を抜く前の状況はこんな感じです。

電気掃除機で中の空気を抜きます。

空気抜き出し口を掃除機を動かした状態で熱で圧着して封印します。

下の道具がビニールを圧着する道具です。

仕事でビニール袋の封をするのに使っているものを借りてきました。

2,000円〜3,000円程度の道具です。

クリップシーラーと言うものでビニールを圧着するものです。(潟eクノインパルス製)

ビニールで包んだテストピースとクリップシーラー 

熱乾燥炉で2時間(60℃)後取り出したところ

ビニールにしわが入ってしまいました。

原因はビニールの膨張か?不織布タワシの中の空気が膨張したか?

今度は不織布タワシのかわりにロールウエスで空気の通路を作ってみます。

ロールウェスを切って両面テープで固定します。

こんな感じです。

カーボンクロスをカットします。

ロールウエスで作った型紙からカーボンクロスをカットします。

カットする所をマスキングテープしるしをつけます。

カットするライン

鋏でマスキングテープの上からカットします。

カット終了

作業台にビニールシートをひきます。

カーボンクロスを載せます。

テストピースを載せます。

カーボンクロスをまいてクリップで固定します。

エポキシを準備します。

エポキシを塗った後、ビニールで覆います。

中の空気を電気掃除機で抜きます。

空気吸い込み口を熱圧着で封印します。

空気通路とテストピースの間を熱圧着して空気通路と中を遮断します。

分かりやすい写真

温度計をセット

置く台(鉄のアングル)をセット

テストピースを置きます。

熱乾燥2時間(60℃)

熱乾燥終了

今度は完璧かなと思いましたが、これもしわが入ってしまいました。

しわの状況

しわの状況

空気は入ってないと思われます。

熱によるビニールの膨張のせいでしょうか?

ここで今回のテストは行き詰まり状態になりました。

正月休みにじっくり再検討です。

  

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掲載:2008/12/29

  


このページで使っているのは下記のものです。

クリップシーラー Z-1

クリップシーラー Z-1