北風工房 Mariya ■■■更新:2007/10/15■■■ 北風工房 Mariya
■14■ モーターパラグライダー用コックピットの製作 続編A
2007/10/09
コックピットの外装(布張り)
いよいよ最終段階です。
骨組みだけのフレームに外側のカバーをつけます。
軽い丈夫な曲げても良い棒(ダンポール:樹脂と金属でできています。:ホームセンターで購入)
フレームに穴を開けて取り付けます。
穴を開けた所は強度が弱くなりそうなので、アルミの板を溶接してパイプを補強します。
下の写真の青いパイプ(あばら骨みたいなパイプ)が今回取り付けたパイプです。
いらない大きなビニール袋で形を作って布張り用の方をとります。
今回もセロテープ作戦で型を作る予定でしたが、うまく行かず断念しました。
結局はがきサイズの少し厚みのある紙をセロテープで止めて型をとります。
型が貼り終わったら、骨(パイプ)のある部分に印を付けます。
印がつけ終わったら、フレームから型をはずします。
次に印を付けた所を鋏でカットします。
布張り用のクロスの型紙ができました。
これでまた久々にミシンの作業が始まります。
布は初期の頃のパラグライダーのセールを再利用する事にしました。
日本でパラグライダーが始まった頃のグライダーです。
エアロン7連 (ファルフォーク製)
※私がパラグライダーを始めて、初めて購入したのが、エアロンでした。
そのグライダーは大事に保管してあります。
ミシン縫いの作業の写真がとれませんでした。
出来上がったところ。中に見えるブレークペダルでコントロールします。
上からみたところです。
裏から見たところ
2007/10/13 舞阪にて
最終テストフライトです。
コックピットを装着します。
こんな風にグライダーを立上ます。
始めは念のためブレークコードは、手で直接コントロールします。
操縦系の索は切り離した状態で飛行。
立ち上がりました。
飛んだところはこんな状態です。
ブレークコードは手でコントロールしています。
とりあえずランディングです。
今度はブレークコードをプレークペダルに接続して離陸です。
手を放して足でコントロールします。
手はアクセルペダルのみ持ってます。
前から見たところ。
ランディング時はブレークコードを持って操縦します。
最終のテストはとりあえず終了しました。
旋廻操作も足でできました。
あまり急激な旋廻は出来ませんが、操縦は足で出来ました。
下側もカバーしようと思いましたが、とりあえずこれにて終了する事にしました。
前からの風も風防でさえぎられているようで、よかったです。
また、ぼちぼちテストをして行く予定です。
写真で見るとあまり格好が良くないので、もう少しかっこいいデザインにもして見たいと思いました。
また、足でのコントロールだけのシステム(コックピットなし)もいいかなーと思いました。
機会があったらまたチャレンジして行こうと思ってます。
今回のコックピットは、名前を付ける事にしました。
クルージングコックピット「MARIYA1号」です。
とりあえずおしまい。
見ていただいてありがとうございました。
掲載:2007/09/26
このページで使った溶接機はこれです。
SUZUKID(スズキッド) 半自動溶接機アーキュリー120 SAY-120 溶接器