北風工房 Mariya ■■■更新:2007/10/06■■■ 北風工房 Mariya
■14■ モーターパラグライダー用コックピットの製作 続編@
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2007/09/26
フットペダルの製作
ブレイクコードを足でコントロールするため、フットペダルを製作します。
どんな風にするか色々なやんで先に進みません。
とにかく作ってみようと、ペダルの製作に入りました。
まずは、アルミのパイプで製作です。
下の写真上と下に分かれているのは、あまっているパイプで作ったので、
2分割になっています。もう少しすると、どんな風になるか、見えて来ると思います。
今回のこのフットペダルは、飛行機でいうとラダーペダルみたいなものです。
ラダーをコントロールするのではなく、ブレークコードをコントロールするので、
ブレークペダルと命名しました。(以後ブレークペダルと記す)
ブレークペダルは、4箇所の蝶番で止める事にしました。
4組の蝶番を作成。(下写真)
左右のブレークペダルを、アルミパイプで製作
アルミパイプに蝶番を溶接でつけるために溝を削る。
アルミの切削粉で大変です。
久しぶりにミニフライスが活躍してます。
パイプを削った溝
削った溝に蝶番の部品を溶接するためにセットします。
蝶番をアルミ溶接で固定します。
パイプに蝶番が取り付きました。
ブレイクペダルバーの製作
ブレイクペダルを取り付けるバーを作りました。
ペダルを取り付ける蝶番も、まだ仮止め状態です。
この後溶接で取り付け予定。
フットペダルバーの取り付け
フットペダルバーをフレームに取り付け(溶接)
ブレークペダルに足掛用の棒を取り付け
ブレークペダルをフレームに取り付けました。
ブレーク索の取り付け
ブレークコードをコントロールするためパラ用の滑車をベルトなどで、ブレークペダルに取り付けます。
ベルトを付けた滑車
アルミのパイプに、こんな風に取り付けます。
滑車を取り付け、索をセットします。
いよいよ試験飛行2回目
ブレークペダルで機体のコントロールテストです。
グライダーを立ち上げていよいよ、テスト飛行です。
この段階では、まだブレークコードのラインは接続していません。
テイクオフ後、上空でブレイクコードラインを接続します。
上空でのペダルを使った飛行姿勢。
写真@
写真A
写真B
ブレークラインの長さの調整。
テスト飛行は終わりました。
テストの結果、予定していたコントロールはブレークペダルにてうまくコントロールできました。
また、テイクオフ後、上空でブレイクコードの接続をするように考えていましたが、テイクオフ前にブレークラインをセットしておいても問題がない事がわかりました。
勿論、ランディング時にも、ブレークコードを取り外さなくてもいいことも分かりました。
これで、コントロールシステムのテストが完了しました。
いよいよ最後の工程に入ります。
これも長くなりそうなので、続編にします、
掲載:2007/09/26
このページで使った溶接機はこれです。
SUZUKID(スズキッド) 半自動溶接機アーキュリー120 SAY-120 溶接器
このページで使っているのは下記のものです。