北風工房 Mariya ■■■更新:2008/03/17■■■ 北風工房 Mariya
■31■ お楽しみ製作室 【ページ8】
材料の接続 スカーフジョイント 接着
2008/02/18
いよいよスカーフジョイントの接着作業です。
作業台の上に接着する材料を置きます。
接着するところに、ポリエステルフィルム、新聞紙、ナイロンタフタの順に敷きます。
また押さえるにも上記をセットします。
接着材(2液タイプ)エポキシを塗って、押さえて接着します。
接着する場所の温度が低いので、接着後暖めて保温します。
デジタル温度計のセンサーを置いて温度がわかるようにします。
次に電気毛布をかぶせ暖めます。
電気毛布の上から、使ってない寝袋を掛けます。
セットしたばかりの時の温度は、12.9℃でした。
かなり冷えていました。
接着材はヘアードライヤーで暖めながら接着しました。
電気毛布での保温状態は、30℃前後に保つ事ができました。
以後の接着作業は、事前にストーブで作業場所を暖かくしておいて、作業する事にしました。
2008/02/20
接着材が固まって電気毛布をはずして見ました。
接着部分を押さえていた板にひびが入って割れていました。
ひびが入っていたのは押さえに使ったタモの集成材でした。
前縁部にタモの集成材を使う予定でいたのでちょっと検討が必要かも?
接着後、押さえた板のナイロンタフタの部分が接着材がはみ出してくる部分を、
少しはずれていたので新聞紙が貼り付いてしまいました。
次回は外れないように慎重に作業をします。
新聞紙が貼りつかなかったところは、こんな感じでした。
ナイロンタフタの所で貼り付いていましたが、引っ張ってナイロンタフタをはがすと、
簡単にとれました。
出てきた余分な接着材は、ナイロンタフタを通過して新聞紙にしみこんでいました。
その次のポリエステルフィルムには接着していませんでした。
ナイロンタフタと木部の接着部分は貼り付いていましたが、ナイロンタフタには、
接着しないようです。引っ張ってはがしたあとは、繊維の模様が接着部に残りました。
でもきれいにはがれました。
前縁部の材料の接着作業です。上記と同じ方法です。
接着部分の固定状況です。
やっぱり電気毛布で暖めました。
接着後の全部の写真です。
左から2本づつ、翼下面材、翼上面1材、翼上面2材、前縁材です。
掲載:2008/02/18