北風工房 Mariya ■■■更新:2007/09/19■■■ 北風工房 Mariya
■12■プロペラの修理(つよし号) 続編@
2007/09/03
またプロペラ破損で里帰りです。
ランディング時尻餅ついて破損!
状況写真
@表より
A裏より
B破損翼端部(裏面より)
C破損翼端部(表面より)
これから修理方法の検討に入ります。
塗装をはがしたところ
先端表
先端裏
過去の履歴がまた見えてきました。
とりあえずFRPでひび割れの箇所と破損箇所を補修
次は先端部の補修です。
今度もセロテープ作戦です。
簡単にできるので、今回もこの方法で。
セロテープでFRPを流し込む所を作ります。
FRPを流し込む所を上にして椅子に固定します。
FRPを流し込んだ所です。
FRPが固まったらセロテープをはがします。
カットするところをマジックペンでしるしを付けます。
プラスチック用ののこぎりでカットします。
マウス型のサンダーで成型します。
成型終了。
表面
裏面
補強のためにグラスクロスでカバーします。
またも、セロテープ作戦でグラスクロスを止めます。
裏面(セロテープで止めたところ)
FRPを塗って固めます。
裏面のセロテープで止めた所をはがし、余分な所をカッターとはさみで切り取ります。
裏面に付けるグラスクロスの切り取りのため、プロペラの形状をマジックペンで写しとります。
今度は切り取る位置にもう一度しるしを付けます。
カッターマットを引いて、金のスケールをあててカッターでカットします。
切り取ったガラスクロスを貼る位置にセットします。
上からFRPを塗って行きます。
FRPを塗り終わったところです。
補修もほぼ終了しましたので、バランスをみてみました。
補修したプロペラが重いのが分かりました。
先端部裏面側を、ルーターでくり抜いて、重さを軽くしました。
バランスをとって見ました。なんとか良さそうです。
後は、くり抜いた部分の穴埋め作業です。
今回は発砲スチロールを穴の中に埋め込む事にしました。
発砲スチロールの板から大体の寸法に切り出します。(カッターナイフを使用)
穴に合わせてカットします。
プロペラの穴にセットします。
次にFRPで埋め固めます。
と・ところが・・・発砲スチロールがFRPで溶けてしまいました。
急遽とりやめです。
方針を変えて、今度は発砲ウレタンを使う事にしました。
FRPにも大丈夫そうです。
ころがっていたブロックから穴に合わせてカッターナイフで切ります。
穴に埋まる大きさに切ります。
切り取った発砲ウレタンを穴にセットします。
上からFRPを流します。
固まると縮むので、表面張力を利用して厚めに流します。
後でサンダーで平面に補正する予定で!
最終仕上げをして、バランスをみて、塗装して終了です。
向こうの木製のプロペラは、私のですが、砂を巻き込んで、塗装がすれたので、
一緒に塗装しました。(FRPで!)
今回の修理は終了しました。
2007/09/15、ご主人さまに引渡しました。
今度の里帰りはいつになるでしょうね?
こない事をいのります。
おわり
掲載:2007/09/10