北風工房 Mariya ■■■更新:2011/05/13■■■ 北風工房 Mariya


■67■真空ポンプの実験  100円ショップの空気入れであれこれ

カーボンクロスやガラスクロスをエポキシ系樹脂で覆う場合、ビニールで覆い、

中の空気を電気掃除機で抜いていましたが、今一歩あまいようなので、真空ポンプを使ってうまく出来ないかと思いテストを始めました。

真空ポンプが無いので、とりあえず簡単にできそうな自転車や風船用の空気入れを試してみました。得意の100円ショップで色々空気入れを調達して来ました。

以下に出てくる空気入れは100円ショップで手に入れたものばかりです。

 

まずは空気の弁を作るために自転車のチューブを使う事にしました。

空気を入れるバルブの部分を空気弁に使う事にしました。

またビニールの空気吸い出し部分にも、これを使ってみようと思いました。

バルブ部分を下のように切りました。

空き瓶を使って空気バルブもやってみようと思いました。

バルブの状態はまた後で出て来ます。

100円ショップの空気入れ

先端のゴムで出来た部分を、吸入用に改造します。

この部分です。

空気入れの場合は、この部分から空気が流れるので、この部分を塞いでみました。

こんな感じになっています。

接着材で塞いでみました。

でも、結果はあまりよくありませんでした。

 

自転車のバルブ部分

お友達の自転車屋さんでもらってきました。

使う用途を話し、もらってきました。

いつものようにしっかり笑われました。

ついでに自転車屋さんも紹介しようと思い、ネットで調べてみましたら、

な・なんとホームページがあるじゃないですか!

勝手にリンクします。

みなさん自転車買ってあげてください。

サイクルプラザ タカノ

皮用ポンチ

タイヤのゴムチューブに穴を開けるのに使います。

ホームセンターの熱帯魚売り場で、こんなジョイントも買ってきました。

こんな空気入れも試してみました。

こんな空気入れも

風船用のポンプも

吸い込み側の穴の部分をセロテープで貼ると、吸い込みポンプになります。(左側)

左側の部分の側面に穴を開け、ジョイントを差し込みます。

黒いチューブはエアー工具用の細いパイプです。(ホームセンターで切り売りで売ってます。)

その先に自転車空気入れのチューブをつなぎます。

その先は、ビニール袋に穴を開け自転車のバルブ部分を付け、自転車のゴムチューブを切って穴を開けた物を、バルブ、ビーニール袋ゴムチューブのパッキン、取付ネジの順に取付、取付ネジを閉めて空気もれのないようにセットします。

ちなみにバルブの虫ゴムは穴の部分まで切って、空気が吸い込むようにします。

写真のようにビニール袋にロールウエスを入れ、ビニール袋をクリップシラーで閉じます。

ポンプを押して中の空気を抜きます。抜くのは抜けますが、今一歩吸い込みがたりません。

ぺちゃんこになると今度はポンプが重くなり、かなり力がいります。

結局、かなりの力でポンプを引くのでポンプが壊れてしまいました。

他のポンプも同様で、力を入れるとみんな壊れてしまいました。

失敗だー!!!!!

 

下の写真は空気弁を別に作ったもの。

結局これも吸い込み力不足でした。

 

自転車のタイヤのバルブを使った空気弁

自転車の空気入れにはみんなホースが付属していて便利だったのですが!

ちょっとがっかりな状態でした。

 

2011/05/13

真空ポンプの製作にエアコンの室外機のポンプ利用して作ろうか検討してきましたが、

検討の結果やめる事にしました。

理由はエアコンの室外機のポンプは電源の取り回しが大変。

電源を別途作る必要があると思われる。

冷蔵庫のポンプの方が電源の取り回しが楽だと思われる。

ポンプもかなり大きく重たくなる。

色々な面でポンプに改造するまで、時間と費用がかかりすぎる。

それなら真空ポンプを購入した方が良いのではないか。

以上が検討の結果でした。

 

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掲載:2011/03/29


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