北風工房 Mariya ■■■更新:2011/02/14■■■ 北風工房 Mariya
■65■灯油ポンプの改造
今回は灯油のポンプの改造をしてみました。
なんで改造したかは、
@単1電池終わってしまう。結構単1電池は高い。
Aボイラーのタンクに灯油をいれるのがなかなか大変。
この2点をなんとかしようと改造してみました。
改造に使ったのはこれです。
いらなくなったアダプター、電源です。
なかなか捨てれず色々とってありました。また息子が捨てようとしたものもご丁寧にとってあります。
今回はこれを灯油ポンプの電源に使おうと思いました。
下の写真は100円ショップで売っている、単3電池を単1として使うアダプターです。
これも壊れてしまった。(直射日光にあたると弱い)
ここに電池を入れずアダプターから電源を入れる事にしました。
プラスとマイナスの端子にハンダで線を接続します。
これを灯油ポンプの電池を入れる所にセットします。
電源コードが通る穴を削ります。
赤いのが灯油ポンプの電池カバー。
右上にUの字状に穴があいている所が削った電源コードを通す所です。
こんな感じで電池の代わりにセットします。
色々な電圧、電流のものがありましたが、ポンプを回してテストしてみましたが、
この辺の物が一番いいかなと思いこれにしました。BUFFALOって書いてあるので
コンピュータ関連の物に使っていた物だと思われます。
単1電池2本直列の場合は、電圧が3Vですが、これはDC6V、2Aの物でした。
これですとかなり勢いよくポンプが回ります。
出来上がった灯油ポンプアダプターです。
灯油ポンプにアダプターをセットします。
アダプターを使わない時は、単1電池をセットして元通りのかたちで使用できます。
電池ボックスの蓋をしてセット完了です。
電池の時と比べるとかなり灯油が勢いよく流れます。
今度は給湯器のタンクにセットしてみました。
灯油タンクは下に置いて給湯器のタンクに灯油を入れます。
ホースが短いので、工房にあったホースを繋ぎました。
かなり高低差があるのでちょっと心配でしたが、かなり調子良く給油できました。
これは商品化すればきっとベストセラー商品でしょうね。
テストの結果上の写真の状態で、20リットルを入れるのに3分かかりました。
結構早いのですが時間を計ってみると時間がかかってます。
ちなみに横にタンクを置いて(高低差なしの状態で)20リットルを入れてみると時間は2分。
電池との比較はしていませんが、きっと給湯器の高さには難しいのではないかと思います。
電池駆動よりは数倍早いと思います。
ちなみに給湯器の灯油タンクの給油口にホースをセットする時は、
下の写真のようにクリップを使うとホースが外れず便利です。
これでこの給湯器のタンクへの灯油の給油が楽になりそうです。
ちなみにモーターパラグライダーの燃料もこの方法を使えればグッドなんですが、
やっぱりガソリンはやめときます。
真似する方はくれぐれもガソリンの給油には使用しない方がいいと思います。
掲載:2011/02/14