北風工房 Mariya ■■■更新:2008/10/20■■■ 北風工房 Mariya
■44■アルチ&バリオメーターの修理(牛号)
アルチ&バリオメーター(DK-DRAGON)のメモリーバックアップデータの電池交換のため牛号のバリオがピットに来ました。
リチュウム電池が基盤についているので交換できないとの事。
うまく行くかどうかわからないけど・・・と言うことで預かりました。
中を開けてみました。なるほど大変そうです。
リチュウム電池の状況です。
基盤にしっかりスポット溶接で取り付けてあります。
裏からは液晶表示板があって半田の処理が大変そうです。
電池取付金具はそのままにして電池をはずす事にしました。
電池と金具の隙間にマイナス精密ドライバーで隙間を広げて、細いラジオペンチで溶接部分を引きちぎります。
電池をはずした所。
外した電池です。
ピンクの保護シートがかぶっています。
リチュウム電池はCR−2032でした。
新しい電池と保護用熱収縮チューブを準備。
熱収縮チューブで保護。
熱収縮チューブはラジコンカー用のバッテリー用のもの。(模型屋さんで売っています。)
秘密兵器でスポット溶接完了。
30分程度で修理作業が完了しました。
電源オン後、気圧データの変換のため、係数を入力して修理完了です。
動作テストをしましたが、バッチリOKでした。
オプションの風速計測端子がありました。
ペットボトル風速計をセンサー代りに使えそうな気がしましたが、
フライトにペットボトル風速計を持って行くのは大変ですね。
牛さんはモーターパラグライダー飛行時に高度をチェックしたいそうです。
掲載:2008/10/20