北風工房 Mariya ■■■更新:2007/02/26■■■ 北風工房 Mariya
■09■ ウイスパー・トライク用プロペラガードの製作
北風工房01のプロペラは実はウイスパー(トライク)に取り付ける予定で製作しました。
直径115cmのプロペラですが、これを取り付けると現在のプロペラガードでは小さく、大きな物が必要となります。プロペラの完成ももうすぐです。
今度はプロペラガードの製作に取り掛かります。
製作の工程は順次ここでご紹介していく予定です。
2006/08/30夜製作のため、ウイスパーが北風工房にやってきました。
現在の状況@
現在の状況A
製作開始です。
まずはプロペラを取付ます。(製作編01で作ったプロペラです)
フレームとの間隔が少ない
下側の防振ゴムのところにスペーサーを入れて間隔を広げることにしました。
作成したスペーサー(ジュラコンで製作)
エンジンのマウントが3箇所あり、上1箇所、下左右2箇所。
下の左右2箇所にスペーサーを入れます。
下左側(プロペラ側から見て)
下右側(プロペラ側から見て)
スペーサー挿入後(右側と左側)
スペーサー挿入後のフレームとプロペラとの間隔(だいぶ広がりました)
プロペラを取り付けたユニットです。
次は取付用枠の製作です。
アルミのパイプをベンダーで寸法に合わせて曲げていきます。
枠曲げ加工@
枠曲げ加工A
上部取付部の穴を開ける。
下部取付部の穴を開ける。
取付部下部の取り付け部(上記パイプ)の接合用にパイプを削る。
取付部両側
プロペラガード外側のパイプの曲げ作業
曲げ用の円を型取り用のマイラーフィルムにけがく
円弧が書けるコンベックスを使用して描く
取り用フィルムに描いた型
描いた円にあわせながらパイプを曲げる
ガードの外枠をマジックテープで天井から吊るして取り付け位置の状態を確認する。
外枠の下部をアルミ溶接で仮付け
外枠と取り付け部との間のフレームを作る
仮組中のプロペラガード
仮組終了
仮組から溶接作業が完了
ネットを張って作業が終了しました。
完成したガードのテスト状況は ここ
このページで使った溶接機はこれです。
SUZUKID(スズキッド) 半自動溶接機アーキュリー120 SAY-120 溶接器